占い | 運命学と祈り -ルコア

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夏祭りの祈りSummer festival prayer

夏祭りの季節。私は鎮守社夏祭りの前は、お供えとお祭りが今年も無事に執り行われますよう参拝に行きます。そして、当日は娘に浴衣を着せて家族皆で楽しみます。

夏に何故お祭りが多いのか皆さんご存知ですか？その昔、人々が夏を超すことは大変でした。自然災害はもちろんのこと、気温と湿度の差から亡くなられる方も多かったようです。加えて、病災や疫病が流行する季節も夏でした。

そこで、祟りと恐れられた災害や疫病を退散する目的で、多くの夏祭りは広がったのです。その代表的なものが京都の「祇園祭（ぎおんまつり）」や大阪の「天神祭（てんじんまつり）」です。

家族や地域が、夏を無事に過ごせる。天変地異の多い今年の夏ほど、この祭りに込められた意味が胸に突き刺さります。

さて、昨夜はそんな実家にふと夜に顔を出しました。遅い時間だけに、出てくるものといえば・・・お酒です。お酒を飲み交しながらも話す事は、相変わらず『運命論』ばかりです。酔いが回った半世紀近くを生きる娘と古稀目前の母との今夜の御題は、『苦難の時』の振り返り。

人はそれぞれ、この『苦難の時』を何歳で迎え、どう受け入れて過ごすかで人生は大きく変わるという話です。そんな二人が、深夜に出した結論は、ほぼ同じ。

この『苦難の時』が、病気との闘いならば、治療は後悔がないよう積極的に。それ以外は、前進より現状維持。又は、後退する勇気も持って生きることが難を逃れる術であると結論づけました。

さて、その『苦難の時』とは。生日干支の六遁の巡り他、生日干支又は生月干支の大運の巡りが最凶と言われる『その時』のことを指します。

深夜、千鳥足で生まれて死ぬまで必ず誰もが経験する『この時』の対処法に、完璧な方法は無いものかと考えながらの帰路となりました。そして家に着く頃には、『日々感謝』『日々祈り』を忘れないことが、やはり最善の対処法だと感じました。

それは、受け留め方次第で目の前の事象は、違ってくるという事です。この『日々祈り』というところで・・・天災が続くので、今日から人々の息災を祈って仏像彫刻を始めました娘に、「祈る器用貧乏」と言われながらも。（苦笑）

私は、手先は器用な方ですが彫刻などした事がありません。それが、いきなり弥勒菩薩とは少々ハードルが高過ぎます。でも、弥勒菩薩で無くてはならない気がするのです。そしてそれは、ゆっくりじっくり時間をかけて完成させることに意味があるようです。

突然の不思議行動の先には、何かしらの結果が用意されているケースが多々あります。そう考えると、この彫刻が完成した時に何が待っているのか・・・怖い気もします。この２日間「一心不乱」という言葉がしっくりくる程、彫刻刀を持つと時間感覚が消えます。そして、自分が彫ろうとしている菩薩の顔の生臭さがやけに目につくのです。

つまり、真実の自分を突き付けられているような感覚です。仏画や仏像彫刻は、自分の欲と向き合う修行のように思えてなりません。

さて、「彫刻などした事がありません」と書きましたが手だけが勝手に動くので奇妙です。Youtubeや彫刻雑誌も一切みていないのに。人には、理屈では説明できない「摩訶不思議」な力が備わっています。そして、その「摩訶不思議」が気まぐれに何かしらの「答え」を運んでくる事もあるようです。

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以下のディレクトリとページには、アキ先生が講座で言及する内容や資料、エッセンスを散文的にまとめます。

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